水子・子育地蔵尊(みずこ・こそだてぢぞうそん)

水子・子育地蔵堂

 400年の昔から夫婦和合の霊木して親しまれた夫婦杉がありましたが、昭和57年8月1日夜半、房総南部を襲った台風10号の猛烈なる暴風により巨大な枝が折れ下がり、極めて危険な状態となりました。時をさかのぼること昭和54年に仁王門、翌55年に鐘楼堂の各屋根を葺き替えた直後だが、いつこれらの屋根に襲いかかるか、建物はあきらめるとしても、万一参詣者の方の頭上にでも落下したらそれこそ取り返しの出来ない事になる。そう思えば思うほど日に日に不安が積もり眠れない夜が続いた。そんなある夜『当山は、縁結び、子授けの寺であるのに不運な水子の霊を安置する施設がないので、この巨木を切り根を掘り上げ、その箇所に位牌堂を造りなさい。そして明日の日本の平和と繁栄の為に活躍される純心で明るい子供さん方が、無病息災にして交通事故や水の事故等に遭遇することなく立派に成長できますよう水子・子育地蔵尊を造立しなさい。』との本尊正観世音様からの有難い夢告をうけた住職が霊木の売却費全額を投じ、根を掘り上げその箇所に位牌堂を建設いたしました。地蔵尊については檀信徒さんの寄付により昭和59年11月6日に完成し設置いたしました。

総丈 3メートル60センチ
仏身 2メートル50センチ
唐金製(ブロンズ製)
重量 約1トン