施設ご紹介

FACILITY

見どころ

本堂

本堂

現在の本堂は大永6年(1526年・室町末期初頭)に再建。
重層入母屋造り、床高さ7.7尺、16面取り柱数88本の全国でも珍しい建造物で、木更津市指定文化財となっている。

観音浄土巡り(かんのんじょうどめぐり)[有料]

死後の世界を擬似体験してみませんか?

高倉観音の名で親しまれている高蔵寺の本堂は、独特な高床式の構造です。重層入母屋造りで床柱数88本、床の高さ2.45メートルの堂々とした造りは、床下を人が立って歩けます。独特な高床式を活かして、これまで秘仏とされていた本尊様の前身を床下から常時拝観できるようにしました。
また、本尊の廻りに新たに「観音浄土界の間」「地獄界巡りの間」「極楽界巡りの間」を設け、堂内に安置されていた西国・坂東・秩父の写し百体観音を遷座。
床下壁面に奉納された川口馬林氏作の「観音浄土界・地獄極楽絵図」は、子供からお年寄りまで誰でも仏教の教えを一目で理解でき、親しめるものです。主人公の狸と河童がまさに地獄に堕ちようとしているところを、観音巡礼により観音様に導かれ、極楽浄土に無事たどり着くという物語が、28枚の絵で表現されています。
その他、藤原鎌足公尊像・弁財天・恵比寿・大黒天・布袋・達磨大師・修行大師・守護霊の「白蛇」・福の神「仙臺四郎」老猿・ふくろう・カエル・かめ・かに・龍・狸・虎・象・牛・獅子・東洋一の「象牙の観音様」・日本人のお手本「二宮金次郎」銅像等、他のお寺では見られない秘仏・宝物が皆様をお待ちしています。

阿弥陀如来
閻魔大王
閻魔大王(えんまだいおう)
むかしから、うそをつく人の舌を引っこ抜くといわれているこわい仏さま。えんまちょうというノートを持っていて、そのノートにはその人が生まれてから死ぬまでにしてきた良いこと、悪いことが全部書いてあります。
人は死んだ後、閻魔大王のところに必ず連れていかれます。良いことをした数が、悪いことをした数より多い人は極楽へ行くことができますが、悪いことをした数が、良いことをした数より多い人は地獄へ落とされます。それを決める仏さまです。

菩提苑(ぼだいえん)

仏足跡、菩提樹などが配された庭園で、中を散策すると仏教の教えが散りばめられています。
なお、平成6年8月27日(土)NHK千葉放送局・朝の番組・おはよう日本L土曜中継『仏教の教えは散歩で』で全国に生中継され、この庭園が紹介されました。

霊木

方位除 鎌足杉
夫婦円満・子授け 聖天様
先祖菩提 高野槙
子孫繁栄・子宝 柘榴

水子・子育て地蔵尊

400年の昔から夫婦和合の霊木して親しまれた夫婦杉がありましたが、昭和57年8月1日夜半、房総南部を襲った台風10号の猛烈なる暴風により巨大な枝が折れ下がり、極めて危険な状態となりました。
時をさかのぼること昭和54年に仁王門、翌55年に鐘楼堂の各屋根を葺き替えた直後だが、いつこれらの屋根に襲いかかるか、建物はあきらめるとしても、万一参詣者の方の頭上にでも落下したらそれこそ取り返しの出来ない事になる。そう思えば思うほど日に日に不安が積もり眠れない夜が続いた。
そんなある夜『当山は、縁結び、子授けの寺であるのに不運な水子の霊を安置する施設がないので、この巨木を切り根を掘り上げ、その箇所に位牌堂を造りなさい。そして明日の日本の平和と繁栄の為に活躍される純心で明るい子供さん方が、無病息災にして交通事故や水の事故等に遭遇することなく立派に成長できますよう水子・子育地蔵尊を造立しなさい。』との本尊正観世音様からの有難い夢告をうけた住職が霊木の売却費全額を投じ、根を掘り上げその箇所に位牌堂を建設いたしました。
地蔵尊については檀信徒さんの寄付により昭和59年11月6日に完成し設置いたしました。

総丈 3メートル60センチ
仏身 2メートル50センチ
唐金製(ブロンズ製)
重量 約1トン

胎内くぐり「福わ内」

胎内くぐり「福わ内」

直径76cm・長さ99cm
この石造は、当山の新たな時代のシンボルの一つとして造立したものであり『福わ内』(仲良しの2羽の梟(ふくろう 当山の霊鳥)が輪(わ)の中(うち)におります)と命名致しました。輪は円(えん)、円は縁(えん)を意味し、心で願いを念じ、『招福の鐘』を鳴らし禅定心にて台座『南無(直径76(なむ)cm)の輪』の中をくぐ(99(くぐ)cm)り抜けると、諸願が成就されるパワーが授かるよう開眼されております。

◎厄除開運 無病息災・大願成就・安産(胎児健康)
◎縁結び 良縁成就・恋愛成就・悪縁消除
◎願掛け 受験合格・必勝祈願・家内安全・子授け子孫繁栄・ぼけよけ

ご祈願された皆様の幸せを毎日祈っております。

合掌

健康ロード

外周部には健康ロードを設けております。
素足で歩くことをお勧めします。

かわらけ投げ 諸悪根絶の霊石

諸悪根絶の霊石

該当する悪を目掛けて、かわらけを投げつけて下さい。

かわらけ
かわらけ

かわらけ投げ販売所

「かわらけ」は昔々、お祭りやお祝い事のようなめでたい時にだけ使われた縁起の良い土器の盃(さかずき)です。
「円」は「縁」を意味し、円の中を通り抜けるかわらけは「良きご縁の中に飛び込んでゆく」ことを意味します。
その昔、ある人は願いを込めて盃を投げ、ある人は盃に結ばれたい相手の名前を書いて投げました。円の中を通り抜けると願いや思いが叶ったと言い伝えられています。
また、円を通らずとも、かわらけ投げは厄を落とす縁起物とされています。
盃(さかずき)にのせた厄がかわらけとともに投げ払われ落ちていくと言い伝えられています。
皆様も願いや思いを込めてかわらけ投げにチャレンジしてみてください。皆様の幸せを願っております。

かわらけ 3枚 300円
かわらけ 6枚 500円

おすすめスポット

  • 望叶観音
    望叶観音(のぞみかなえかんのん)
    平成6年3月21日開眼された仏さまで、願い事・望み事を聞き入れ、救いに立ち上がろうとするお姿をしており、諸願成就・絵馬掛け・納経をするための本尊さまです。
  • 守護霊 白蛇
    守護霊 白蛇
  • 仏教の霊獣 白象
    仏教の霊獣 白象(クラちゃん)
  • 手水舎
    手水舎(ちょうずしゃ)
    本堂屋根等修復工事にともなう境内整備の一環として、平成10年4月27日改築竣工。
    双頭(阿吽)の龍水。健康長寿・除災招福・諸病平癒・財宝守護の霊水としても信仰されています。
  • 鐘楼堂・かねつきどう
    鐘楼堂(しょうろうどう)・かねつきどう
    鐘は戦争の時に、鉄砲の玉用に国にさしあげましたが、昭和53年10月檀家(だんか・・・おぼうさんといっしょにお寺を守ってくれる人)さんをはじめ全国からお参りに見えたたくさんの人のお金の寄付で作られました。
  • 仁王門(山門)
    仁王門(山門)
    お寺の入口に建っている建物で、右と左に仁王さまというほとけさまが門番になって立っています。よくにていますが右と左ではことなります。吐いて吸って一呼吸。みんな表と裏のように正反対のものが一つになって、ものの働きが出てくるものです。仁王さまも「ア・ウンの呼吸」と言って、アという開いた口と、ウンという閉じた口とで、始めと終わりすべて一切をあらわしたりもしています。